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2019/10/01創立30周年の御礼とご挨拶
 謹啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。平素は当社の事業に対し格別のお引き立てを賜り厚く御礼を申し上げます。
 さて、沢山の方々からの温かいご支援・ご声援を頂戴し、当社は10月1日に創立30周年を迎えることができました。平成元年10月1日に産声を上げ、平成の時代とともに着実に歩みを進めることができました。「継続は力なり」とはよく言ったもので、おかげさまで法曹関係者を含めた社会的知名度は、この30年間で創業時とは比べものにならないほどに高く、広く、深くなり、そして多くの方々から親しみを感じていただける企業へと成長することができました。
 振り返ってみますと、創業の平成元年はまさにバブル経済が頂点に達し、不動産・株式は高騰し、絵画やゴルフ会員権なども投機の対象になり取引価格も庶民には手の届かないところまで高額化していました。一方で経済は絶好調を呈して「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と持ち上げられて、国民全体が浮かれきっていたように思います。当時、すぐ先にはバブル崩壊という危機が迫っていることを予測できて警鐘を鳴らす人などほとんどいない状況でしたから、夜の街は深夜まで連日喧噪にあふれていました。そんな中での夢と希望を抱いての船出でしたので、とにかく「自らの力で道を切り開いて行くしか選択肢はない」という強い意思と自らの行動力以外に頼るものがなかった当時の記憶がよみがえってきます。創立20周年の際に出版した拙著『出版人の歩き方70講』の「あとがき」でも述べたことですが、事業を立ち上げ継続していくためには、個人的な能力・努力だけでは到底成し遂げられるものではありません。つまり、「天の利、地の利、人の利」を活かすことができて、併せて「運」も味方につけなければ成功に導くことは難しいといわれています。
 幸いに、創業から今日まで当社が大過なく事業を進めることができたのは、多くの方々からの温かいご支援を頂戴できたという「利と運」に恵まれたからにほかなりません。人と人との出会いを大切にして、末長くご厚誼がいただける「人脈」こそ、会社経営にとって最も大切な財産、資源であることを忘れてはならないと考えております。「一期一会」の精神をこれからも経営の基本に据えて、人々から愛され信頼される会社づくりに、社員とともに努力を重ねていく所存ですので、これからの30年に向けて変わらずご支援・ご協力をお願いしてご挨拶に代えさせていただきます。

 令和元年10月1日 代表取締役 田口信義
 社員一同

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『市民と法 No.119』を発刊いたしました!