良書の出版を通して社会に貢献する

名古屋経済大学叢書第6巻

本書の特色と狙い

グローバル化が進む状況のなかで問題となる国際消費者取引（安全を含む）に焦点をあて、消費者の生活と政策に関する論考を収録！

 

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本書の主要内容

第１章　グローバル時代の消費者と政策

　第１節　グローバル時代の消費者と消費者問題
　第２節　越境消費者トラブルの効果的解決
　第３節　グローバル時代の消費者政策

第２章　食品安全性確保と消費者─韓国における農産物への対応を中心に─

　第１節　本章の目的と課題
　第２節　食品安全性の概念と韓国の関連法
　第３節　韓国における農水畜産物の輸出入動向
　第４節　農産物の輸出入にかかわる安全性確保への対応
　第５節　結論

第３章　伝統的な消費者インフラ提供主体の考察─航空輸送産業─

　第１節　はじめに
　第２節　航空輸送産業の規制緩和
　第３節　規制緩和後の市場環境
　第４節　おわりに

第４章　外国人消費者への支援インフラと社会的排除リスク

　第１節　はじめに
　第２節　社会的排除の構造と社会的包摂の方向性
　第３節　日本に住む外国住民
　第４節　行政窓口からみた消費者としての外国人住民

第５章　グローバル環境会計情報の開示と消費者利益

　第１節　はじめに
　第２節　社会関連会計の意義
　第３節　環境会計
　第４節　CSR報告書
　第５節　消費者利益の今後のあり方

第６章　消費者問題のグローバル化に対する国際連携

　第１節　はじめに
　第２節　消費者問題のグローバル化とは：三つの視点
　第３節　クロスボーダー消費者紛争への対応
　第４節　消費者政策の立案・法執行における国際連携
　第５節　開発途上国の社会制度整備への支援
　第６節　結び

第７章　韓国経済法と消費者

　第１節　はじめに
　第２節　市場支配的地位乱用行為としての消費者利益阻害
　第３節　カルテルと消費者
　第４節　不公正取引行為規制における消費者保護
　第５節　表示広告行政と消費者保護
　第６節　事件処理手続における消費者被害救済
　第７節　損害賠償制度と消費者保護
　第８節　おわりに