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消費者事件 歴史の証言─消費者主権へのあゆみ─

及川昭伍・田口義明

2015年11月16日発行 A5判・186頁

ISBN:9784865560480

価格 : 税込1,650 円(税抜:1,500 円)

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消費者行政50年の歴史とともに歩んだ著者の証言!

本書の特色と狙い

経済企画庁国民生活局長、国民生活審議会委員などを務め、消費者行政の創造・発展を経験してきた著者が、対談形式で、消費者行政の進展や消費者法の制定の経緯、消費者行政の動きなどについて語るオーラルヒストリー!
かつて「保護」されるだけの存在だった消費者が、物不足騒ぎや森永ヒ素ミルク事件、豊田商事事件などを経験しながら、産業界・産業官庁による強硬な反対論などを乗り越え、製造物責任法、消費者契約法、消費者基本法の成立等によって、「権利」を獲得するまでの闘いを語る!
現代の消費者法制の重みを実感できる1冊!
 
  • 目次




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本書の主要内容

第1章 消費者政策の幕開け――大規模被害事件と消費者保護基本法の成立
第2章 企業と消費者――企業の目覚めと消費者団体の誕生
第3章 消費者の安全を守る――消費者安全三法の成立と危害情報システムのスタート
第4章 オイルショックと物不足騒ぎ――PIO-NET開始の契機
第5章 サービス契約に切り込む――約款への挑戦
第6章 豊田商事事件の衝撃――後追い規制の限界
第7章 一般ルール重視へ向けた流れ
第8章 産業界・産業官庁の壁を破った製造物責任法
第9章 約款の適正化から生まれた消費者契約法
第10章 対立する意見をまとめ、消費者の権利を宣明した消費者基本法
第11章 福田総理の所信表明演説――消費者庁・消費者委員会の誕生
第12章 消費者市民社会への道創り