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時効取得の裁判と登記─事例を通じて探る実務指針─
大場浩之・梅垣晃一・三浦直美・石川亮・新丸和博 著
2015年12月17日発行 A5判・301頁
ISBN:9784865560541
価格 : 税込3,630
円(税抜:3,300
円)
不動産登記関連
取得時効に悩む法律実務家にとって道標となる1冊!
本書の特色と狙い
時効と登記をめぐる判例・学説を整理し、登記法の観点から時効による不動産物権変動を分析!
時効取得訴訟の論点を確認し、相談・受任から判決確定・登記申請までの手続の流れに沿って、27の具体事例の検討課題、依頼者への聞き取り、裁判実務、登記実務のポイントを整理し、実務指針を明示!
所有者不明または管理の放棄された不動産の有効利用をしたいなどの依頼者のニーズに応えるために、取得時効制度の理論とその上手な活用法を解説した、司法書士、弁護士ほか関係者必携の書!
本書の主要内容
第1章 取得時効と登記をめぐる理論
1 はじめに
2 登記法の観点からの時効理論
3 裁判例
4 学説
5 近時の判例の傾向
6 おわりに
7 補論──権利の消滅と登記
第2章 時効取得の裁判・登記の論点整理と実務のポイント
1 はじめに
2 所有権の取得時効の要件事実
3 占有に関する論点整理
4 送達に関する諸問題
5 請求の趣旨に関する諸問題
6 時効の援用に関する諸問題
7 事件の受任にあたって
8 時効取得訴訟の手続と留意点
第3章 事例にみる時効取得の裁判・登記の実務
1 当事者間の関係
2 第三者との関係
3 時効の起算点
4 再度の時効取得
5 占有・自主占有・善意無過失の立証
6 占有の承継、他主占有から自主占有への転換─事例を通じて探る実務指針──