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経済犯罪と民商事法の交錯1[横領罪・背任罪編]

本江威憙 監修  須藤純正 著

2021年02月05日発行 A5判・352頁

ISBN:9784865564174

価格 : 税込4,180 円(税抜:3,800 円)

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法務省法務総合研究所推薦!

本書の特色と狙い

経済犯罪の成否を判断する前提として必須となる民事法・商事法の解釈について、経済取引の類型ごとに学説・判例に基づいて精緻に解説!
検察官をはじめとする捜査実務担当者、弁護士、裁判官、研究者、企業の法務部担当者などの実務・研究に至便!
 

編集担当者から一言

本書は「検察官が経済犯罪事案にあたるときに、何を考えているか」の手がかりを得ることができます。「詐欺罪・電子計算機使用詐欺罪編」「その他の刑法犯罪編」と続く全3巻の第1弾です。
  • 目次
  • 立ち読み
 

本書の主要内容

第1章 経済取引の諸形態と横領罪・背任罪
[1]総 説
 1 はじめに
 2 横領罪と民事法の交錯
 3 背任罪と民事法の交錯
[2]民事法との交錯
 1 不動産取引
 2 動産売買取引
 3 役務・サービス取引
 4 銀行取引
 5 担保取引
 6 人的保証
 7 債権譲渡・債務引受
 8 債権の消滅
 9 請負契約と横領・背任
 10 組合内部および非営利法人の機関の不正行為
 11 事務管理と横領
 12 不法原因給付と横領
 13 不法行為
 14 家族法と横領・背任
 15 供託をめぐる犯罪
 16 信託をめぐる犯罪
[3]商事法との交錯
 1 匿名組合による起業をめぐる犯罪
 2 仲立人の不正行為
 3 代理商と取次商の不正行為
 4 有価証券取引
 5 金融商品取引
 6 株式会社内部の犯罪
 7 持分会社内部の犯罪