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消費者のための住宅リフォームの法律相談Q&A〔補訂版〕─正しい発注契約からトラブル対応まで─
日本弁護士連合会消費者問題対策委員会 編
2021年03月28日発行 A5判・217頁
ISBN:9784865564310
価格 : 税込2,420
円(税抜:2,200
円)
トラブルの予防と対応に役立つ1冊!
本書の特色と狙い
補訂版では、民法(債権関係)改正に対応させるとともに、近年、毎年のように発生している自然災害に伴って「点検商法」や「保険適用で住宅修理」などの新たな被害類型が発生していることからQ&Aを追加!
わが国のリフォームの現状、被害の実態、被害発生の原因を概説するとともに、被害の予防と救済について、建築・住宅問題に精通した弁護士がQ&A方式で具体例を示しつつ、わかりやすく解説!
本書の主要内容
第1部 総論──住宅リフォーム被害の予防と救済──
1 住宅リフォームの背景事情
2 リフォーム被害の実情
3 法的手続による被害救済の困難性
4 リフォーム被害に遭わないための注意点
5 リフォーム被害に遭ってしまったら
6 リフォーム被害の予防・救済のための法的対策の必要性
第2部 リフォーム相談Q&A(全56問)
Q1 リフォーム被害の概要
Q2 建替えとリフォームのメリット、デメリット
Q3 リフォーム工事の場合の「建築確認申請」手続の要否
Q4 古くなった家をリフォームする際の注意点
Q5 建築士への依頼の必要性
Q6 業者選びの注意点
Q7 リフォーム工事と建設業の許可
Q8 リフォームかし(瑕疵)保険
Q9 耐震診断、耐震改修とは
Q10 素人でも簡単にできる耐震診断の方法は
Q11 リフォームに対する公的補助や支援制度
Q12 バリアフリー・リフォームの補助・助成制度
Q13 リフォーム被害に遭わないための注意点
Q14 過剰なリフォームの勧誘への対処
Q15 モニター商法
Q16 点検商法
Q17 保険適用で住宅修理
Q18 太陽光発電システム設置の際の注意点
Q19 見積書のチェック
Q20 「○○工事一式」との見積書は要注意
Q21 見積書の「諸経費」、「雑費」とは何ですか
Q22 見積作成費用
Q23 契約書作成時の注意点
Q24 解約したい場合
Q25 クーリング・オフの手続
Q26 クーリング・オフの行使期間
Q27 クーリング・オフの回避
Q28 工事中に欠陥の疑いが生じたとき
Q29 リフォーム業者による基礎の損傷行為
Q30 資材搬入作業による損傷
Q31 居住しながらの工事のはずが到底住めない場合
Q32 工事途中での予想外の追加工事代金の請求
Q33 リフォーム工事開始後の追加工事の要否
Q34 やり直し工事の代金請求
Q35 無償と思っていた追加工事代金を請求された場合
Q36 工事が遅延した場合1――契約解除の検討
Q37 工事が遅延した場合2――債務不履行解除をした場合の事後処理
Q38 工事が遅延した場合3――債務不履行解除をしない場合の事後処理
Q39 リフォーム工事途中でのリフォーム業者の破産
Q40 施工不良1――リフォーム後の雨漏り
Q41 施工不良2――ユニットバスの破損
Q42 施工不良3――責任追及の期間
Q43 工事の内容がカタログ等と異なる場合
Q44 外壁タイルの色目がおかしくなった場合
Q45 グレード違い
Q46 破壊的リフォームと注文者の指図
Q47 依頼した耐震改修工事が行われていなかった場合
Q48 害虫駆除業者による訪問勧誘での被害
Q49 リフォーム工事によりシックハウスになった場合
Q50 トラブルに関する相談窓口・紛争処理機関
Q51 マンションのリフォーム
Q52 工事の騒音
Q53 壁クロス貼替えの不具合
Q54 管理規約違反
Q55 被災補修の必要性
Q56 震災とリフォーム被害
第3部 参考資料
【参考資料1】日本弁護士連合会「リフォーム被害の予防と救済に関する意見書」(2011年4月15日)
【参考資料2】住宅リフォームをする際の一般的な流れとチェックリスト