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知的財産紛争の最前線 No.7─裁判所との意見交換・最新論説─

2021年08月18日発行 B5判・98頁

ISBN:9784865564570

価格 : 税込3,520 円(税抜:3,200 円)

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知的財産に特化した好評別冊の第7号!

本書の特色と狙い

Law&Technology 別冊 第7号!
東京と大阪の裁判所の知的財産権専門部と弁護士会による、伝統ある裁判実務の意見交換会と協議会の模様を同時掲載! 特許法102条をめぐる問題、音楽教室事件、新しい意匠の類比判断など、実務上、関心の高い最新のテーマを掲載!
第一線で活躍する研究者、判事、弁護士による、知的財産実務で関心の高い選りすぐりのテーマを論説!
 

編集担当者から一言

裁判所と弁護士会の意見交換会では、裁判のIT化、特許権侵害訴訟における無効の抗弁の制限、知財訴訟の第1回期日に向けた準備における留意点、不競法・商標法における周知性の立証、紛争解決の早期実現のための方策、訴額の算定について、議論の様子を誌面に収録しました。貴重な情報が満載です。

本書の主要内容

知的財産訴訟の現況
・令和2年度 裁判所と日弁連知的財産センターとの意見交換会
・2020年度 大阪高等裁判所第8民事部および大阪地方裁判所
 第21・26民事部と大阪弁護士会知的財産委員会との協議会
知的財産訴訟の現況を踏まえた最新論説
・特許法102条3項の下での損害額の算定――事前のライセンス契約例がある場合の、事後的にみて妥当な実施料額の検討――
 立命館大学教授 宮脇正晴
・特許法102条2項と、侵害行為がなかったならば利益が得られたであろうという事情
 東京地方裁判所判事 田中孝一 
・プラットフォーム型ビジネスに係る特許権侵害による損害額の算定
 知的財産高等裁判所判事 上田卓哉
・著作権法上のアイディアに関する一考察――アイディア・表現二分論におけるアイディア二分論の試み――
 明治大学教授 金子敏哉
・音楽教室における演奏主体の判断――音楽教室事件(知財高判令3・3・18(令和2年(ネ)第10022号))――
 弁護士 山崎道雄
・新しい意匠の類否判断についての一考察
 弁護士 黒田 薫