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レジリエントに生きたい:余命宣告を受けた司法書士の生き様

古橋清二 著

2022年11月01日発行 四六判・194頁

ISBN:9784865565362

価格 : 税込1,540 円(税抜:1,400 円)

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63歳で癌に罹患し余命宣告を受けた司法書士が辿り着いた境地とは?

本書の特色と狙い

「今、僕は、僕の人生で最大の逆境に追い込まれている。もちろん、癌のことである。しかし、振り返ってみれば、僕はこれまで様々な逆境を乗り越えて、まさにレジリエントに(しなやかに)生きてきた。だから、ひょっとすると僕にとって最後となる癌という逆境も、レジリエントに乗り越えたいのである」(「はしがき」より)。
依頼者のために日々奮闘する後輩たちに向けて、司法書士として生きた30余年で経験した出会いや別れ、苦しみや悦び、社会や家族との向き合い方をとおして辿り着いた、温かく、しなやかな生き方を教えてくれる好個の書!
長年の実務で積み重ねてきた経験やノウハウだけでなく、司法書士としての矜持を、軽快に、ときに繊細なタッチで綴った、次の世代を担う司法書士への魂のメッセージ!

編集担当者から一言

日々、法律実務書をつくっているので「涙腺が崩壊した」などという惹句を書くことはないだろうと思っていましたが、あとがきの最後の2頁になったとき、いろいろなことが思い起こされて、隣のデスクの同僚にもわかるくらいに泣いてしまいました。ぜひ多くの方に、隅々まで読んでほしい本です。
 
  • 目次
  • 立ち読み
 

本書の主要内容

第一章 余命宣告は突然訪れた
 1 落合の警鐘
 2 青天の霹靂
 3 1月31日という日
 4 淳ちゃん、おはよう
 5 余命宣告
第二章 癌と闘う
 1 なぜ癌になったんだ
 2 直接的な原因ではないかもしれないが
 3 新しい生活習慣への転換
 4 今、予約制なんだけど
 5 胃も肺もですが……
 6 ワクワクすることが大事なんだ
 7 癌の世界は消費者問題の坩堝だった
第三章 司法書士人生を振り返る
 1 鍾乳石の置物
 2 戦友からの手紙
 3 本当の得意分野は企業法務
 4 訴訟代理人は依頼者にストーリーを語らせよ
 5 サラ金問題との出会い
 6 クレサラ110番
 7 借金問題には命がかかっている
 8 ヤミ金に金を払わせる
 9 上場会社クレディア、遂に倒産
第四章 生きているって素晴らしい
 1 上島竜兵さんが亡くなった
 2 送迎バスメーカーも対策を! 子供の命を守れ
 3 生きているって素晴らしい
 4 空はアメリカまで続いている