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知的財産紛争の最前線 No.9─裁判所との意見交換・最新論説─
2023年08月20日発行 B5判・117頁
ISBN:9784865565799
価格 : 税込3,850
円(税抜:3,500
円)
L&T別冊
知的財産に特化した好評別冊の第9号!
本書の特色と狙い
Law&Technology 別冊 第9号!
裁判所と日弁連知的財産センターとの意見交換会(ビジネス・コートにおける知財事件の審理、進歩性の争点整理、損害論)、大阪高裁(8民事部)・大阪地裁(21・26民事部)と大阪弁護士会知的財産委員会との協議会(審理モデルに関する諸問題、技術説明会に関する諸問題)を収録!
生成AI、知財訴訟における肖像権、複数請求項に係る訴訟物・損害額、損害額の推定覆滅事由、ネットワーク関連発明の「実施」についての考察をテーマにした、研究者・現役裁判官・弁護士の論文を掲載!
第一線で活躍する研究者、判事、弁護士による、知的財産実務で関心の高い選りすぐりのテーマを論説!
編集担当者から一言
平嶋竜太教授の「Generative AIによる生成物をめぐる知的財産法の課題」は発刊に間に合うぎりぎりまで丁寧に加筆・修正が施されました。進展の激しい分野の論稿ならではのことですが、こうした論稿に出会えるのもL&T編集担当者の醍醐味といえます。
本書の主要内容
知的財産訴訟の現況
令和4年度
・裁判所と日弁連知的財産センターとの意見交換会
・大阪高等裁判所第8民事部および大阪地方裁判所第21・26民事部と大阪弁護士会知的財産委員会との協議会
知的財産訴訟の現況を踏まえた最新論説
・Generative AIによる生成物をめぐる知的財産法の課題
平嶋竜太(南山大学教授)
・知的財産権訴訟における肖像権判例の最前線
中島基至(東京地方裁判所判事)
・複数請求項に係る特許権侵害事件の訴訟物および損害額
峯 健一郎(大阪地方裁判所判事)
・損害額の推定覆滅事由に関する近時の裁判例の動向
辻村和彦(弁護士・弁理士)
・ネットワーク関連発明における「実施」についての一考察〜裁判例や法改正の動向を踏まえて〜
松山智恵(弁護士)