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10年先の日本の民事信託の姿を見据えて─米国信託法に学ぶ理論と実務─
西片和代 編著
2024年11月26日発行(11月05日発売) A5判・380頁
ISBN:9784865566345
価格 : 税込4,400
円(税抜:4,000
円)
執筆者一覧
(執筆順)
西片 和代(神戸パートナーズ法律事務所弁護士)
田中 和明(公益財団法人トラスト未来フォーラム研修主幹)
長屋 忍(三井住友信託銀行信託開発部主管)
楊 林凱(青山学院大学法学部法学科准教授)
後藤 出(シティユーワ法律事務所弁護士)
冨田 雄介(岩田合同法律事務所弁護士)
溜箭 将之(東京大学大学院法学政治学研究科教授)
松田 和之(三井住友トラストグループ統括主任調査役)
工藤 慶和(一般社団法人信託協会調査部主任調査役)
中野 竹司(奥・片山・佐藤法律事務所弁護士・公認会計士)
堀田あずさ(ゆうちょ銀行本社法務部次長)
丁 相順(中国人民大学法学院教授)
米国の信託実務をわが国の民事信託の発展に活かす!
本書の特色と狙い
信託が広く活用される米国の実情を調査し、利用の動機の特徴、利用が促進される環境・要因、担い手としての専門家の役割といった観点から、わが国の民事信託のさらなる発展・可能性を探る!
信託制度の理論的な深化を担う研究者や、民事信託の普及に尽力する信託実務家にとって好個の書!
米国だけでなく、中国における民事信託の実情や展望についても収録!
編集担当者から一言
はしがきでは、実務家を中心としたメンバーによる報告と議論は「刺激的であり、発見に満ちていた」と述べられています。きっと本書には民事信託の今後の展開に有益な情報が盛り込まれているハズです!
本書の主要内容
序 章 米国と日本における民事信託の現況
第1章 米国のUTC とわが国の信託法との比較
第2章 わが国の高齢者の財産の管理・承継に関する提言
第3章 わが国の民事信託の受託者の義務に関する提言
第4章 わが国の民事信託の専門家の助言業務に関する提言
第5章 わが国の民事信託の担い手としての共同受託の活用
第6章 米国の金融機関と民事信託のかかわり――OCCの個人受認者業務のハンドブックを手がかりに
第7章 米国とわが国の信託税制の概要――民事信託を中心に
第8章 パンデミック下の米国における資産承継の実務対応
第9章 中国民事信託法の発展と転換