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実践 成年後見 No.114【特集】精神保健福祉法改正と後見実務 
［編集顧問］新井 誠
2025年01月01日発行（12月10日発売） Ｂ５判・126頁
ISBN：9784865566635
価格 : 税込2,530
円（税抜：2,300
円）
【特集】精神保健福祉法改正と後見実務
本書の特色と狙い
成年後見実務に関する最新の情報を提供する唯一の専門雑誌！ 専門誌としてのクオリティはそのままに、成年後見制度の広がり、かかわる方の多様化に対応して誌面を刷新！
毎号の特集では実務で直面している問題点に焦点をあて、わかりやすく解説！
後見実務に携わる弁護士、司法書士、社会福祉士、行政書士、税理士等の実務家をはじめ、研究者、行政担当者、福祉・医療・介護関係者、成年後見制度に携わる親族・市民等にとって役立つ情報が満載！
［編集顧問］新井 誠
［編集委員］赤沼康弘・池田惠利子・大貫正男・小嶋珠実・高橋 弘・森 徹・（公社）成年後見センター・リーガルサポート
［企画］（公社）成年後見センター・リーガルサポート
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編集担当者から一言
令和６年４月の精神保健福祉法改正施行規則では、医療保護入院期間の上限を６カ月と定めました。成年後見人等にとっては重大な改正であり、今後病院から連絡がくることも想定できます。本号では、医療保護入院の見直しをめぐる議論や改正後の手続の概要を詳らかに示しており、後見実務の参考になると思います。
本書の主要内容
【特集】精神保健福祉法改正と後見実務
１ 精神障害者に対する国の取組み――地域移行を中心に――
厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部精神・障害保健課地域移行支援専門官 塩崎敬之
２ 精神保健福祉法の見直し――医療保護入院をめぐって――
千葉大学教授 五十嵐禎人
３ 本人の意思実現のための成年後見活動〜同じ市民として地域の循環の一員になる〜
精神保健福祉士 淺沼尚子
４ 精神科病院で専門職後見人等に求められる役割〜虐待防止等に関する改正内容から〜
精神保健福祉士 山口雅弘
【論説・解説】
・権利擁護支援チームによる本人支援の重要性を踏まえた家庭裁判所の取組み
最高裁判所事務総局家庭局第二課長 向井宣人
・「高齢者等終身サポート事業ガイドライン」の解説――成年後見制度との関係を中心に――
NPO 法人東濃成年後見センター副理事長・弁護士 熊田 均
・2024年度国際シンポジウム「ドイツ世話法改正と日本成年後見法の今後」
弁護士 千葉真理子
・イングランドおよびウェールズのLPA制度の法改正についての現況――特に2023年代理権法を中心に――
東洋大学准教授 根岸 謙
・フランス法定後見における財産管理政令（デクレ）の意義と日本法への示唆
新潟大学教授 上山 泰
新潟大学准教授 内田千秋
新潟大学准教授 張 子弦
新潟大学講師 林 滉起
・成年後見制度改正に関する身体障害者団体へのアンケート結果〜法務省法制審議会ヒアリングを踏まえて〜
東洋英和女学院大学名誉教授・特定非営利活動法人日本障害者協議会（JD）副代表 石渡和実
【裁判例研究】
・高齢者に対する過量販売について公序良俗違反の可否および消費者契約法４条４項の適用が争われた事例――東京地裁令和２年６月30日判決――
東洋大学教授 太矢一彦
【事例】
１ 母親と精神障害を抱える長男への支援〔任意後見〕
社会福祉士 兵藤拓明／〔ガイド〕社会福祉士 夏井美月
２ 本人のための財産管理とは〜本人の望みと保佐人の職務〜〔保佐〕
司法書士 曽根康仁／〔ガイド〕司法書士 橋本 亮
オン・アンド・アラウンド
・成年後見チャットルーム（第５回）（�睫郤蘰察�
・速報 法制審議会民法（成年後見等関係）部会概要（西川浩之・鹿島久実子）
・イベント情報
