良書の出版を通して社会に貢献する

判例・学説を集大成するとともに、比較法的に検討した珠玉の労作！

本書の特色と狙い

動産売主の債権回収の有力手段として活用されてきた動産売買先取特権の主として物上代位権を中心に、従来の多数の判例・学説を集大成し詳細に検討を加えた渾身の１冊！

動産売買先取特権制度全般に関する今日の問題状況を判例・学説・実務を俯瞰し鋭く分析するとともに、公示なき法定担保権として権利の実現を図るためのあるべき姿を明確に示唆！

本書は、著者の27年間に及ぶ研究をまとめて学位請求（関西大学法学博士）をした論文に加筆・補充を施して公刊したものであり、裁判官・弁護士・司法書士などの法律実務家をはじめ民事法分野の研究者にとって必読の書！

本書の主要内容

第１章　序　論

第２章　動産売買先取特権の物上代位に関する研究

第３章　破産宣告の動産売買先取特権に基づく物上代位に及ぼす影響

第４章　動産売買先取特権実行上の諸問題

第５章　法的整理手続における全面的管理処分権者の動産売買先取特権者に対する責任