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こころを読む 実践家事調停学〔改訂増補版〕―当事者の納得にむけての戦略的調停―

飯田邦男 著

2008年02月06日発行 A5判・366頁

ISBN:9784896284386

価格 : 税込2,970 円(税抜:2,700 円)

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当事者の「こころの動き」を読みとり、納得の得られる解決へと導く技法を提言!

本書の特色と狙い

当事者に直面する現実と向き合わせるための問題提起をし、最善の解決へと導くための方策を、著者の長年の経験に基づいた事例を踏まえて解説した調停技術の入門書!
家事調停はもとより、民事調停や紛争解決が期待される各種ADRの現場で活かせる!
対立する当事者の主張から、事実を見極めるための「記録の読み方」「話の聴き方」「質問の留意点」「調停の進め方」「事実認定・判断のよりどころ」などを体系立てて整理したものを「家事調停学」と名づけ、その実践方法とノウハウを開示!
家事調停の現場でみえてくる現代日本の家族の姿を基に、著者が提案する「夫婦の基本形」の考え方を使って、当事者の納得のいく調停の進め方を詳解!
調停現場で即活用できる有益なトレーニング法や留意点をさらに充実させ、11のケース・スタディを基に、家事調停学の視点から、具体的な解決策や対応方法、調停の進め方や詳細な事例を検証・分析し、実践でのヒントを提示した家事調停委員のための学習法を教授!
家事調停委員・家庭裁判所関係者はもとより、法テラスをはじめとする各種ADR関係者、DVや児童・高齢者虐待問題等に取り組む相談員、学校・企業のカウンセリング担当者の方々にも最適な実践書!
 

本書の主要内容

序 章 メディエーションの可能性
第1部 家事調停学の基礎
 第1章 家事調停学の視点      ――「夫婦の基本形」を知る
 第2章 基礎の家事調停学
第2部 「夫婦の基本形」を学ぶ
 第1章 日本型夫婦のあり方
 第2章 家族の変容と家族の役割
 第3章 父親の子育て参加
第3部 家事調停学の実践
 第1章 家事調停に取り組む
 第2章 人を動かす家事調停学
 第3章 ケースで学ぶ家事調停学
 第4章 調停委員の学習法