良書の出版を通して社会に貢献する

欠陥住宅問題の現状を示す判例集の第３弾！

本書の特色と狙い

消費者問題であるとの認識が広がった欠陥住宅問題に対して、裁判によって司法的救済を図り、被害者が勝ち取った注目の判決を全文掲載した画期的判例集の第３弾！

第３集では、建替費用相当額の損害賠償を認めたものなど画期的な３つの最高裁判決と、土地建物の売買契約について建物の重大な欠陥を認め、土地建物全体の契約の解除を有効と認めたもの、工事監理を工事途中で放棄した建築士に建物補修費用等の損害全額の賠償義務を認めたもの等の下級審判決を収録！

第２集発行後の判決を中心とした最新の22判決を、物件別（戸建て／マンション／その他）、入手経路別（新築売買／中古売買／請負）、構造別（木造／鉄骨造）に分類してあり、被害事例に応じてすぐに参照できる！

資料編では、建築における近時の最高裁判所判決の動向を分析した論文を掲載するとともに、本書収録判決のポイントが一目でわかる分析一覧表、欠陥住宅ネットの相談窓口一覧等を掲載しており、欠陥住宅問題をとらえるうえで極めて至便！

本書により、裁判における被害救済のためのさまざまな工夫や立論の方法のこれまでの到達点が理解でき、被害救済のさらなる前進をめざす弁護士や建築士はもちろん、被害者自身、行政機関の担当者、欠陥住宅問題に関心を有するすべての方の必携書！

 

本書の主要内容

本書利用の手引

判例編

１.戸建て
【１】新築売買　　　〔木造６件・鉄骨造２件〕
【２】中古売買　　　〔鉄骨造１件〕
【３】請　負　　　　〔木造８件・鉄骨造３件〕
２.マンション〔１件〕
３.その他（増改築）〔１件〕

資料編

【１】建築における近時の最高裁判所判決動向　（流通経済大学法学部教授・花立文子）
【２】欠陥住宅問題に取り組むための参考文献
【３】欠陥住宅ネット相談窓口一覧
【４】掲載判決分析一覧表