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だれでもわかる精神医学用語集―裁判員制度のために―
日本司法精神医学会裁判員制度プロジェクト委員会 編
2010年03月31日発行 四六判・164頁
ISBN:9784896285895
価格 : 税込1,047
円(税抜:952
円)
難解な精神医学用語を精神科医がわかりやすく解説!
本書の特色と狙い
難解な精神医学用語を研究・実務現場の第一線に立つ精神科医がわかりやすく解説し、精神医学の入門書として最適!
PTSD、うつ病、適応障害など法廷で使用されることの多い用語を網羅的に収録し、心神喪失や心神耗弱など刑事責任能力が問題となる裁判、少年事件などにおいて精神医学への理解が求められる裁判員必携の書!
第1章では、裁判の場で問われる能力や精神科での治療など、用語を理解する前提となる精神医学の基礎的知識や制度の概要について平易に解説!
第2章では、代表的な精神医学用語を取り上げ、特に詳しく解説を施す!
民事裁判や成年後見制度までカバーし、認知症、アルツハイマー病、知的障害、統合失調症、高次脳機能障害等を解説することで成年被後見人等の状況の理解に役立つ!
裁判員をはじめとした一般の方、法律関係者、福祉関係者、医療関係者におすすめ!
本書の主要内容
第1章 裁判と精神医学
・裁判の場で問われる判断能力
・精神鑑定の方法
・裁判員裁判とは
・刑事訴訟・民事訴訟における精神鑑定の位置づけ
・刑務所における精神科医療
・医療観察法
・少年事件とその処遇
・精神保健福祉法の制度
・精神科における治療
第2章 代表的な精神医学用語解説
・見当識
・思考障害
・意識障害
・幻覚
・妄想
・知能検査
・統合失調症
・うつ病/躁うつ病
・認知症
・器質性精神障害
・薬物依存/アルコール依存
・解離性障害
・心的外傷後ストレス障害
・睡眠障害
・パーソナリティ障害
・発達障害
・アスペルガー障害
・てんかん
第3章 精神鑑定で用いられる精神医学用語集
・ア〜Y
〈コラム〉
精神鑑定の結果は食い違うのか?/うつ病に関するいくつかの誤解/PTSDの光と闇/紛らわしい専門用語/精神疾患は治るのか/精神科?神経科?