既刊書一覧

 

トップ > その他の法律問題 > 行政 > 眺望・景観をめぐる法と政策

眺望・景観をめぐる法と政策

坂和章平 著

2012年04月29日発行 A5判・499頁

ISBN:9784896287691

価格 : 税込5,280 円(税抜:4,800 円)

数量

かごに入れる
すぐに購入

関連書籍

眺望・景観をめぐる法・条例・政策・判例を解説!

本書の特色と狙い

眺望・景観をめぐるまちづくりの法・条例と政策の現状を整理し、眺望・景観紛争の裁判例を分析した画期的な1冊!
国立マンション事件と鞆の浦事件を中心として眺望・景観をめぐる判例・裁判例を分析・整理しているため、眺望・景観紛争のポイントを把握するのに好個の書!
先進的な地方自治体の眺望・景観に関する取組み事例を紹介、検討しており、法律実務家はもちろん、行政の担当者やまちづくりに取り組む方の必読書!

  • 目次

本書の主要内容

序 章 観光立国への道──景観法の活用──
 第1節 日本国の行き詰まりと中国の台頭
 第2節 観光立国と押し寄せる中国人観光客
 第3節 日本の「まち」の魅力
 第4節 景観法の活用
第1章 まちづくりと景観法
 第1節 まちづくりの法と政策
 第2節 小泉都市再生にみる、まちづくりの法と政策
 第3節 眺望・景観をめぐる法と政策
 第4節 「美しい国」と景観法
 第5節 本書がめざすもの・本書の構成
第2章 眺望・景観紛争の論点と到達点
 第1節 眺望紛争とその到達点
 第2節 景観紛争と景観価値の高まり
 第3節 まちづくりと眺望・景観紛争
 第4節 眺望・景観紛争への新たな対応策
第3章 眺望・景観紛争の到達点──2つの注目判例から──
 第1節 景観紛争の意義と到達点──国立マンション事件判決を中心に
 第2節 鞆の浦世界遺産訴訟──眺望・景観紛争の新たな時代
 第3節 景観事件の東西「両横綱判決」の検討
第4章 住民参加のまちづくりと景観法
 第1節 まちづくり条例・景観条例の到達点
 第2節 まちづくりにおける住民参加
第5章 景観法の制定とその活用
 第1節 景観法の制定とその概要
 第2節 景観法の到達点と課題
第6章 屋外広告物と景観法
 第1節 屋外広告物と眺望・景観紛争
 第2節 景観法の制定に伴う屋外広告物法の改正
 第3節 景観法を活用した先進的取組み
 第4節 東京都の景観法を活用した先進的な取組み
 第5節 京都市の屋外広告物条例改正にみる新たな展開──攻めの条例へ
 第6節 屋外広告物規制の到達点
第7章 景観政策の新たな展開──攻めの景観条例へ──
 第1節 京都市の新景観政策──眺望景観創生条例
 第2節 東京都の新景観政策
 第3節 芦屋市の新景観政策
 第4節 各地の新景観政策
 第5節 大阪のまちづくりと新景観政策
終 章 日本はどこへ行くのか──景観をめぐる法と政策への不安と期待──
 第1節 こんな不安(1)──日本の経済
 第2節 こんな不安(2)──日本の政治
 第3節 こんな期待(1)──自治体間競争によるまちづくり
 第4節 こんな期待(2)──住民参加のまちづくり
 第5節 こんな期待(3)──柔軟な思考と骨太の議論、そして政策的議論