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インターネット・クレーマー対策の法理と実務─判例分析を踏まえて

升田純 著

2013年06月27日発行 A5判・349頁

ISBN:9784896288704

価格 : 税込3,190 円(税抜:2,900 円)

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インターネットの利用に伴う弊害・被害をめぐる問題を法的な観点から検討し、分析!

本書の特色と狙い

「ネットリンチ」、「SNS炎上」、「電凸」、「本人特定」など変化の激しいインターネット・クレーマー被害の根底を究明するとともに、法的救済を理論・実務の視点から分析・解説!
《被害を受けたら》営業妨害、信用・名誉毀損、プライバシー侵害、著作権侵害等、法的追及を行う際の主張ごとに類型化した100以上の判例を基に、法理と実効性を分析!
《加害者とされたら》気軽にしてしまった書込みにより法的責任を追及された際の手順・留意点をポイントごとにまとめ、わかりやすく解説!
 
  • 目次





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本書の主要内容

第1章 インターネット・トラブルの概要と裁判の実効性
 1 インターネットの普及とトラブルの増大
 2 インターネット上の権利侵害の背景事情
 3 クレーマー時代におけるインターネットの利用に伴う被害
 4 インターネットをめぐる権利侵害の内容・態様
 5 裁判の利用と実効性
第2章 インターネット・トラブルをめぐる判例と被害救済の実情
 1 侵害情報による被害の防止、救済の対策
 2 侵害類型にみる判例
  (1)営業権の侵害、営業の侵害・妨害
  (2)営業妨害・業務妨害
  (3)信用毀損
  (4)名誉毀損
  (5)プライバシーの侵害
  (6)肖像権の侵害
  (7)データの流出
  (8)著作権等の侵害
  (9)守秘義務違反
 3 インターネットの利用・侵害方法類型にみる判例
  (1)電子掲示板をめぐる判例
  (2)ホームページ等のウェブサイトをめぐる判例
  (3)ブログ
 4 行為者類型別にみる判例
  (1)プロバイダ、システム管理者の責任
  (2)書込者の責任
  (3)開示請求の可否・当否  5 クレーム対応
第3章 法的な責任を追及された場合の対応
終章 インターネットを安全・安心して利用するために