良書の出版を通して社会に貢献する

誇りと生きがいをもって人生を送るためのメッセージ！

本書の特色と狙い

41年余にわたって、編集者という職業に誇りをもち、「世のため、人のため」にお役に立てることに喜びを求めて奮闘する一人の出版人の多様な経験を通して、あるべき出版人・編集者としての生き様を訴える！

読者に対して編集者はどのように向き合うべきか、社会的に意義のある書籍をつくるためにはどうしたらよいのか、編集者が有すべき資質・能力・矜持とは何か…など、編集の現場で試行錯誤しつつ実践する姿を通して、出版人・編集者とは何かを考える！

食品偽装などの企業の不祥事、世界同時的な金融危機など、その時々の社会・経済・政治の動向を題材にして、出版人として、または社会人として生かすべき教訓を示唆する現代へのメッセージ！

これから編集者を目指そうとしている方々はもちろん、新人・若手の編集者にとっても、あるべき出版人・編集者像を考えるうえで好個の書！

本書の主要内容

第一章　出版人たる前に一人の社会人たれ！

　［１］人間力を磨く
　　何事も基本が大切／会話力、コミュニケーション力を高める／良いことを「癖付け」する／奉仕の心をもつ／あいさつの習慣付け／うそはいつか明らかになる　など13講
　［２］仕事力を磨く
　　自己研鑽からやる気が起きる／自ら考え行動できる飛行機人間になる／継続は力なり／陰の努力は必ず報われる／提案型の人間になる／謙虚な気持で教えを乞う姿勢が大切　など15講

第二章　出版人として一人前になるために！

　　出版人には豊かな知識が必要／裾野の広い人間になる／若い頃に学び、経験する／多くの引き出しをもつ／社会の流れ、環境への変化に対応する／誇りをもって仕事をする　など21講

第三章　経営力を磨く！

　　危機管理能力を培う／すべてはお客様のために／社会のお役に立ちたいという気持が大切／奢り、慢心は禁物／会社の伝統・技術を継承する／山高ければ谷深し　など15講

第四章　企画力を高める！

　企画立案には社会・経済情勢の理解が不可欠／歴史から学ぶ／知識・情報・技術・人脈の共有化／企画力が企業の命運を分ける／「智力」を磨くことが企画力に通ず　など６講