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民事裁判の実務的課題―塩崎勤先生古稀記念著作集―

塩崎勤 著

2005年11月10日発行 A5判上製・386頁

ISBN:9784896282752

価格 : 税込3,850 円(税抜:3,500 円)

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実際の紛争事例を念頭に実務的指針を理論的に明示!

本書の特色と狙い

民事裁判における実際の紛争事例を念頭において、合理的かつバランスよく紛争解決方法を明示してあるので、裁判所関係者・弁護士・司法書士などの法律実務家にとっても必読の書!
いまなお、多くの文献で引用・紹介されている論文を民法・借地借家法・特別法・民事訴訟法の4分野から厳選し収録し、実務で参照するのに至便!
近年多発している交通事故、騒音・振動被害問題を、主要な判例・学説を踏まえつつ法律上の問題を整理し、長年、交通事故紛争処理にあたってきた実績を活かし、実務対応策を検討!
借地借家編では、重要論点を取り上げたほか、敷地利用権の法的性質をはじめ、マンションの敷地利用に関する諸問題についても詳解!
民事訴訟法編では、著名な「既判力標準時後の形成権の行使に関する一試論」を収録。さらに、釈明権、鑑定、既判力、控訴審審理をとりあげ、理論と実務の両面から整理・分析!

本書の主要内容

第1章 民法編
 第1節 囲繞地の通路の幅員
 第2節 建築した建物の瑕疵と請負人の担保責任
 第3節 生徒の体罰負傷事故と学校設置者等の責任
 第4節 マンションでのガス中毒事故と建築業者等の責任
 第5節 重度後遺障害者の付添介護費用
 第6節 素因・事故の競合等をめぐる諸問題
 第7節 騒音・振動被害と差止請求の可否
第2章 借地借家編
 第1節 借地法の適用範囲
 第2節 期限付建物賃貸借
 第3節 一時使用目的の建物の賃貸借
 第4節 借地法における正当事由
 第5節 罹災借地権の存続期間の伸長と更新料
 第6節 マンションの敷地利用に関する諸問題
第3章 特別法編
 第1節 自動車損害賠償保障法3条の他人性
 第2節 自賠法3条の運行供用者責任と製造物責任
 第3節 欠陥の推定規定と事実上の推定
 第4節 宅地建物取引業者の責任
 第5節 現況調査にあたっての執行官の注意義務
第4章 民事訴訟法編
 第1節 民事訴訟における釈明権
 第2節 鑑定結果と裁判所の職責
 第3節 既判力標準時後の形成権の行使に関する一試論
 第4節 民事控訴審の理論と実務