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米田實先生古稀記念！

本書の特色と狙い

学者・弁護士による多彩な執筆陣が、会社法・担保法・倒産法の視点から金融取引におけるさまざまな問題を鋭く論及し、実務・理論の将来のあるべき方向と展望を示唆！

本書の主要内容

第一章　会社法

合併法制改正についての一考察―債権者保護手続を中心に―　　河本一郎
いわゆる登記簿上の取締役の第三者責任について　　藤田友敬
従業員持株制度における譲渡価格約定の効力　　辻武司
株主代表訴訟の担保提供命令における「悪意」の要件　　四宮章夫・松井敦子

第二章　担保法

物上代位権の「保全」のための差押と物上代位権を被保全権利とする保全処分　　山本克己
建築請負工事代金についての不動産留置権と根抵当権　　田積司
建物の再築と法定地上権の成否　　米田秀美
担保保存義務についての一考察　　阪口彰洋
包括根保証人の責任制限　　西村義智
手形代わり金と商事留置権　　上甲悌二
民事執行法五五条の保全処分をめぐる問題点の検討　　藤川義人
集合債権譲渡担保をめぐる諸問題　　松井敦子

第三章　倒産法

リース債権の譲渡とリース会社の倒産　　谷口安平
和議履行の一つの試み―私の和議監視委員経験について―　　佐藤鉄男
破産・会社更生手続におけるファイナス・リース契約の取扱いに関する一試論　　中西正
オーストリアの消費者倒産法　　山本和彦
平成元年から平成七年までの更生計画の概要　　塩谷公男
破産と賃貸借―高額保証金の取扱い　　松川雅典
破産手続と滞納処分　　四宮章夫
手形の譲渡担保と会社更生法　　田中等
・米田實先生略歴