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書式 本人訴訟支援の実務 〔全訂六版〕―司法書士のための裁判実務の手引
松永六郎 著
2012年07月24日発行 A5判・453頁
ISBN:9784896287899
価格 : 税込4,290
円(税抜:3,900
円)
司法書士の本人訴訟支援のあり方を徹底的に論究!
本書の特色と狙い
弁護士大増員時代にこそ求められる司法書士の裁判実務の基軸となる本人訴訟支援について徹底的に分析・論究した、紛争解決受任者としての司法書士必携のバイブル!
全訂六版では、被告側から受任した場合につき増補するとともに、最新の法令・判例・実務に対応させ、さらには裁判事務における共通事項と各論事項を分けるなど、書籍の全体構成をより一層使いやすく理解が深まるように再構成!
判決、支払督促、民事調停、起訴前の和解、少額訴訟、不動産仮処分命令等の各手続について、準備作業から書類作成実務の実際、法律要件等の点検、事案の整序、補完行為まで、著者の長年の経験と豊富な書式と記載例をもとに懇切丁寧に解説!
簡裁訴訟代理等関係業務における代理人としての心構えや訴訟等の手続進行中の本人支援のあり方、司法書士倫理に基づくあるべき裁判事務について詳解し、「市民のための法律家」に求められる業務のあり方を明示!
新人司法書士はもちろん、簡裁訴訟代理等を行う司法書士も含め、裁判事務に関係するすべての方の必携書!
本書の主要内容
第1章 司法制度の中での司法書士の役割と課題
[1]はじめに
[2]司法書士の独自性
[3]国民の裁判を受ける権利の担い手として―書類作成と法律判断権
[4]本人訴訟の利点
[5]民事訴訟法と司法書士
第2章 司法書士の裁判事務=書類作成事務の内容と実際
[1]はじめに
[2]準備行為
[3]書類の作成と法律要件等の点検、事案の整序
[4]補完行為
第3章 書類作成実務の実際
[1]判決手続
[2]支払督促手続
[3]民事調停手続
[4]特定調停手続
[5]起訴前の和解手続
[6]少額訴訟手続
[7]不動産仮処分命令申立手続
[8]被告側からの受託の場合
第4章 司法書士の簡裁代理権
[1]簡裁代理権の沿革
[2]平成14年改正司法書士法と簡裁代理権
[3]裁判事務と司法書士倫理
第5章 司法書士による本人訴訟の若干の問題点
[1]本人訴訟の壁を克服するために
[2]司法書士の社会的分業
[3]司法書士に補佐人の地位を
●参考資料●