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Law&Technology No.55 【論説・解説】知財訴訟の論点
2012年04月01日発行 B5判・144頁
ISBN:9784896287653
価格 : 税込2,200
円(税抜:2,000
円)
【論説・解説】知財訴訟の論点
本書の特色と狙い
知的財産・バイオ・環境・情報・科学技術と法を結ぶ専門情報誌!
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本書の主要内容
論説・解説
【知財訴訟の論点】
[1]冒認による移転登録の実務
知的財産高等裁判所判事 高部眞規子
[2]特許権等に関する訴えの管轄
知的財産高等裁判所判事 古谷健二郎
[3]商標に関する知財高裁判決の概観
知的財産高等裁判所判事 武宮英子
・平成23年改正特許法における無効審判および訂正審判の手続
特許庁審判部審判課審判企画室課長補佐 田口傑
判例研究
・著作権法104条の5の意義とアナログチューナー非搭載機器の同法施行令1条2項3号該当性〔知財高判平23・12・22〕
慶應義塾大学教授 小泉直樹
・知的財産権侵害告知と不正競争防止法2条1項14号〔知財高判平23・4・24〕
京都大学准教授 愛知靖之
・ベビー服・子供服の陳列のための商品陳列デザインが不正競争防止法2条1項1号または2号における営業表示に該当しないとされた事例〔大阪地判平22・12・16〕
京都女子大学教授 泉克幸
最高裁重要判例解説
・商標法施行規則(平成13年経済産業省令202号による改正前のもの)別表第35類3に定める「商品の販売に関する情報の提供」の意義〔ARIKA事件〕(最三小判平23・12・20(平成21年(行ヒ)第217号)
最高裁判所調査官 山田真紀
・適法用途にも著作権侵害用途にも利用できるファイル共有ソフトWinnyをインターネットを通じて不特定多数の者に公開、提供し、正犯者がこれを利用して著作物の公衆送信権を侵害することを幇助したとして、著作権違反幇助に問われた事案につき、幇助犯の故意が欠けるとされた事例〔Winny事件〕(最三小決平23・12・19(平成21年(あ)第1900号)
最高裁判所調査官 矢野直邦
【知財高裁詳報】知財高裁大合議判決
〔プロダクト・バイ・プロセス・クレーム事件──プラバスタチンナトリウム事件〕(知財高判平24・1・27(平成22年(ネ)第10043号))
最新知財判例紹介(平成23年10月〜24年1月)
・55号掲載判例索引
・〔最高裁〕3件〔高裁〕19件〔地裁〕26件
行政情報
・経済産業省
・厚生労働省
・総務省
・文化庁
L&Tコラム1 1/2(いちとにぶんのいち)
・電子書籍の流通と利用の円滑化に関する検討会議報告書にみる今後の課題と展望
情報セキュリティ大学院大学客員教授 苗村憲司
・周波数オークションの導入に向けて
早稲田大学大学院アジア太平洋研究課教授 三友仁志
〈リレー連載コラム〉ある日の知財弁護士#6
東北における知的財産の実情
石井慎也