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債務整理事件処理の手引─生活再建支援に向けて ※『クレサラ・ヤミ金事件処理の手引』改題
日本司法書士会連合会 編
2017年11月03日発行 A5判・331頁
ISBN:9784865561692
価格 : 税込3,850
円(税抜:3,500
円)
多重債務者の生活再建をも見据えた債務整理事件の実務指針を明示!
本書の特色と狙い
相談受付けから手続選択までの流れ、各債務整理手続において事件処理の基本となる法律、依頼者に説明すべき事項、貸金業者への対応を書式を織り込みわかりやすく解説するとともに、生活再建を念頭においた社会保障制度の利用方法にも言及!
司法書士の代理権の範囲、執務にあたっての倫理の考え方を具体的に示し、債務整理事件処理の指針を明示!
編集担当者から一言
13年ぶりに個人破産件数が増加したとの統計や、銀行カードローンや奨学金債務に悩む市民が増えているとの報道があります。本書が、債務整理の要点の確認に利用され、債務を抱えて苦しむ市民の救済に活用されることを祈っています。
本書の主要内容
第1章 債務整理事件と司法書士
1 多重債務問題と司法書士
2 債務整理事件と司法書士の代理権の範囲
3 債務整理事件における司法書士の倫理
第1章の書式・資料等データ
第2章 相談受付けから手続選択までの執務のあり方
1 はじめに
2 相談の受付け
3 事件の受任
4 債権調査
5 利息制限法に基づく引直計算
6 事件処理の方針の決定前の弁済の禁止
7 事件処理の方針の決定
第2章の書式・資料等データ
第3章 債務整理手続の流れと実務上の留意点
1 任意整理による債務整理
2 特定調停による債務整理
3 過払金返還請求訴訟
4 民事再生(個人民事再生)による債務整理
5 破産(個人破産)による債務整理
6 奨学金債務への対応
7 ヤミ金融業者等への対応
第3章の書式・資料等データ
第4章 生活再建支援のための諸制度とその活用方法
1 債務整理における生活再建支援の視点
2 社会保障制度の概要
3 生活保護制度の活用方法
4 生活困窮者自立支援制度の活用方法
5 その他の制度の活用方法
第4章の書式・資料等データ