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信託登記のための信託目録の理論と実務〔第2版〕
渋谷陽一郎 著
2023年12月19日発行 A5判・609頁
ISBN:9784865565973
価格 : 税込6,600
円(税抜:6,000
円)
信託目録作成の実務を、信託登記の実例や、課題、論点なども取り込んで改訂!
本書の特色と狙い
信託法・不動産登記法の要請する信託目録の作成基準を探究した定番書を、最新の実務動向を反映して大幅改訂増補!
第2版では、民事信託の要約例を充実させ、最も重要な「信託の目的」条項の過不足ない抽出・要約の思考プロセスを追録! 不動産登記法97条1項の登記事項の振り分けにあたって特に悩ましい8号「信託の目的」、9号「信託財産の管理方法」、11号「その他の信託の条項」の関係について論究!
営業信託と民事信託・福祉型信託それぞれの目的・機能、対象の違いに応じた信託目録の記録事項を分析・提案し、登記実務の指針を探究した関係者必携の書!
編集担当者から一言
信託登記申請件数(土地)は2000年から15年ほどは3000件程度で、2017年に約7000件となり、その後も年々増加して2022年に1万7000件を超えたという統計があります。信託登記に携わることがきっと増えている実務家のみなさんのお役に立つことを願います!
本書の主要内容
序 章 信託目録制度の立法経緯
第1章 信託目録の理論と作成基準
第1節 信託目録に記録すべき情報に関する理論
第2節 信託目録の作成基準
第2章 信託目録作成の実務
第1節 営業信託の信託目録
第2節 民事信託・福祉型信託の信託目録
第3章 信託目録の実際例の分析・検討
第4章 受益者変更登記と信託目録
第5章 民事信託の登記のための「信託の目的」の抽出と要約