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保証被害救済の実践と裁判例
日本弁護士連合会消費者問題対策委員会 編
2013年07月19日発刊 A5判・324頁
ISBN:9784896288780
価格 : 税込3,190
円(税抜:2,900
円)
保証人の保護と保証制度の抜本的改正をめざして!
本書の特色と狙い
現在議論されている民法改正の重要な論点の1つである保証について、これまでの保証人被害の事例を取り上げて救済方法を解説するとともに、あるべき保証制度を弁護士の視点から提言!
「商工ローン」、「公的奨学金」、「賃貸借」、「保証人紹介業」など保証をとりまく実態を明らかにするとともに、救済に役立つ関係法令・判例をわかりやすく解説!
関連判例を契約の成立、無効・取消し、責任制限、時効、代位・求償等に類型化して分析し、特に保証人が救済されている判例については代理人の訴訟活動、主張内容等を詳解!
法律実務家、金融機関関係者、消費生活相談員、研究者など保証をめぐる諸問題に取り組むすべての方の必携書!
本書の主要内容
第1章 保証をめぐる近時の動向
1 保証をとりまく状況
2 保証をめぐる関係機関の取組み
第2章 保証に関する法令等の規制
第3章 保証をめぐる判例と実務
第4章 勝訴判決にみる保証人保護のための訴訟活動
1 浜松信用金庫事件判決──東京高判平成17・8・10──
2 保証人の契約意思否認事例
3 貸金業者の根保証否定事例
4 横浜商工ローン実務研究会の弁護団事件の結末など──保証人被害根絶に向けて金融庁の監督指針を活かす──
5 奨学金返還請求訴訟事例──神戸簡判平成23・12・21──
第5章 保証をめぐる諸外国の実情
1 フランス
2 韓国
第6章 日本弁護士連合会からの提言