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司法書士と登記業務―いわゆる登記職域訴訟をめぐって―

埼玉訴訟研究会 編

1991年05月15日発行 A5判・447頁

ISBN:9784896287101

価格 : 税込4,058 円(税抜:3,689 円)

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歴史的考察を通して、弁護士・司法書士の職域問題を解明する注目の書!

本書の特色と狙い

“登記業務”は、弁護士法第3条第1項で定める「その他の一般法律事務」に包含されるものなのか!
 

本書の主要内容

第一章 埼玉訴訟のあらまし
 第一節 はじめに
 第二節 紛争の発端
 第三節 訴訟の経過
 第四節 職域論について
 第五節 関連する動き
第二章 不法行為論
 第一節 はじめに
 第二節 基本訴訟
第三章 不動産登記制度を中心とした司法書士制度前史
 第一節 はじめに
 第二節 維新前の土地制度概観
 第三節 封建制国家から近代国家への脱皮(国家体制の変革)
 第四節 近代的不動産登記制度の歩み(登記法制定前)
 第五節 近代的資格制度の導入
 第六節 旧登記法の制定
 第七節 登記事務の司法書士職能への専属性の経過
第四章 職域論
 第一節 問題の所在
 第二節 近代司法制度の成立と法律家
 第三節 弁護士制度の沿革と職域の変遷
 第四節 司法書士制度の沿革と国民の権利保全の制度
 第五節 弁護士の「一般の法律事務」と司法書士の登記業務
 第六節 おわりに
第五章 登記業務の実態
第六章 外国の諸制度
 第一節 アメリカ(カリフォルニア州)
 第二節 イギリス
 第三節 フランス
第七章 現代弁護士職域論に対する反論
 第一節 はじめに
 第二節 問題の所在の部分について
 第三節 基礎的諸理論の部分について
 第四節 登記事務の歴史(一)の部分について
 第五節 登記事務の歴史(二)の部分について
 第六節 登記手続構造論などの部分について
 第七節 比較業法総論の部分について
 第八節 比較業法各論の部分について
 第九節 司法書士法改正と憲法問題の部分について
●資料編
[1]訴訟資料
[2]参考資料・文献
[3]司法書士制度・登記制度変遷略年史
[4]『埼玉訴訟』 関連事件一覧表
[5]関係法令・通達