【論説・解説】著作物の保護期間に関する考察
本書の特色と狙い
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本書の主要内容
高論高見
内部統制システムの構築義務と維持義務
東京大学教授 落合誠一
論説・解説
・著作物の保護期間に関する考察
専修大学教授 斉藤博
・ららら醫學の子――先端科学技術と生命倫理と法――
立命館大学教授 本山敦
・遺伝資源・伝統的知識をめぐる国際紛争と特許制度
大阪工業大学助教授 山名美加
・商品形状の立体商標としての登録要件――知財高判平18・11・29立体商標「ひよ子」事件――
弁護士 山本智子
弁護士 八尋光良
・新しい信託法の概要
法務省民事局参事官 寺本昌広
法務省民事局付 村松秀樹
法務省民事局付 富澤賢一郎
法務省民事局調査員 鈴木秀昭
法務省民事局調査員 三木原聡
・著作権法の一部を改正する法律の概要
文化庁長官官房著作権課
・「電子商取引及び情報財取引等に関する準則」の概要
経済産業省商務情報政策局情報経済課権利保護係長 紀田馨
・近年の著作権をめぐる課題〜平成19年1月の著作権分科会報告書を中心として
文化庁長官官房著作権課法規係長 鈴木宏幸
・実務 特許権侵害訴訟入門(2)
早稲田大学大学院法務研究科客員教授・弁護士・弁理士 田中昌利
重要判例解説
・1 外国の特許を受ける権利の譲渡の対価に関する問題の準拠法 2 従業者等が特許法(平成16年法律第79号による改正前のもの)35条にいう職務発明に係る外国の特許を受ける権利を使用者等に譲渡した場合における対価請求と同条3項及び4項の類推適用(最三小判平18・10・17)
最高裁判所調査官 中吉徹郎
・保存された男性の精子を用いて当該男性の死亡後に行われた人工生殖により女性が懐胎し出産した子と当該男性との間における法律上の親子関係の形成の可否(最二小判平18・9・4)
大阪地方裁判所判事(前最高裁判所調査官) 青野洋士
最新判例紹介
高等裁判所 22件(知財高判平18・4・27〜知財高判平19・1・31)
地方裁判所 22件(大阪地判平18・7・20〜東京地判平18・12・27)
現代社会における情報をめぐる裁判例【23】
中央大学法科大学院教授・弁護士 升田純
行政情報
・経済産業省 知的資産経営報告の視点と開示実証分析調査
・農林水産省 「植物新品種の保護の強化及び活用の促進に関する検討会」制度分科会報告
・総務省 電波の有効利用促進のための制度の創設に向けた電波法および電気通信事業法の改正
〈総合科学技術会議報告〉
科学技術の振興及び成果の社会への還元に向けた制度改革について/内閣府
〈知的財産戦略本部報告〉
「国際標準総合戦略」の概要/内閣官房知的財産戦略推進事務局
弁護士知財ネット活動報告―北から南から
弁護士知財ネット中国地域会の報告
「弁護士知財ネット」理事・弁護士 山本英雄
特許侵害訴訟の論点・争点【23】
差止請求権の行使の制限
弁護士 村林隆一
研究室ノート
高速ネット接続料の差別対価は妥当か?
東北大学助教授 滝澤紗矢子