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なぜ弁護士は訴えられるのか─判例からみた現代社会と弁護士の法的責任─
升田純 著
2016年11月13日発行 A5判・734頁
ISBN:9784865561210
価格 : 税込7,590
円(税抜:6,900
円)
法曹倫理関連
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法曹倫理
高中正彦 著
税込4,290円(税抜:3,900円)
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近年増加傾向にある弁護士と顧客をめぐる紛争と裁判例を検討・分析!
本書の特色と狙い
現代社会において、相当なリスクにさらされている弁護士がおかれている状況と、多様な事件処理に際して依頼者との対応で留意すべき事項や諸問題について詳しく解説!
判例編では弁護士の法的な責任をめぐる218の裁判例を事例別に分類し、判決の意義と実務指針を鋭く分析した指南の書!
本書の主要内容
第1部 現代社会と弁護士をめぐる概況
第1章 弁護士がおかれている現況
1 最近の弁護士をめぐる環境
2 弁護士のリスクの基盤
3 弁護士の報酬をめぐる紛争
4 弁護士とコンプライアンス
5 弁護士法と弁護士
6 弁護士と依頼者等との委任契約
7 弁護士の事件の受任、相談のきっかけとクレーム
8 弁護士の事件の受任、相談とクレーム対策
9 弁護士の広告宣伝
10 事件の受任の検討
11 弁護士の説明義務
12 弁護士の紛議の解決と保険
13 弁護士の懲戒
14 競争下の弁護士、法律事務所
第2章 弁護士の事件処理をめぐる諸問題
1 弁護士の研鑽の重要性と新人弁護士の研鑽
2 高齢社会における弁護士
3 弁護士の事務処理の基本
4 弁護士の守秘義務、プライバシーの保護義務
5 弁原紛争、弁原事件
6 弁護士のストレスとストレス対策
7 弁護士の品位・品格
8 法律事務所の経営
9 共同法律事務所の経営と経営弁護士らの責任
10 弁護士のヒヤリ、ハット
11 弁護士の過誤への対応
12 コンピュータ社会における弁護士
13 弁護士と日本語力
14 弁護士の論理構成力
15 法律事務所の将来
第2部 弁護士の責任をめぐる裁判例
第1章 昭和年代の裁判例
1 昭和40年代の裁判例
2 昭和50年代の裁判例
3 昭和60年代の裁判例
第2章 平成年代の裁判例
1 依頼者との関係における弁護過誤をめぐる裁判例
2 依頼者以外の者との関係における弁護過誤をめぐる裁判例
3 訴訟活動等に伴う名誉毀損等をめぐる裁判例
4 弁護士の付随業務等をめぐる裁判例
5 弁護士の懲戒をめぐる裁判例
6 弁護士の業務全般の責任をめぐる裁判例
7 弁護士をめぐるその他の裁判例