良書の出版を通して社会に貢献する

具体事例を通して、事件解決までの手続と思考プロセスを解説！

本書の特色と狙い

典型契約・非典型契約をめぐる成立の存否、解約の有効性、当事者の義務等の事件対応を解説！

売買、消費貸借、賃貸借、請負、寄託等の典型契約から連帯保証、競業避止義務、下請、フランチャイズ等非典型契約関係事件も収録！

弁護士、司法書士、企業法務関係者等の羅針盤となる１冊！

 

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本書の主要内容

第１編　契約理論の概説

　第１章 「債」の概念
　第２章　契約の基本原理
　第３章　契約の種類
　第４章　契約の成立
　第５章　契約の解釈
　第６章　契約の終了

第２編　契約関係事件の現場──典型契約をモデルケースとして

　第１章　口頭による請負契約──契約締結の存否と少額訴訟手続
　第２章　売買契約──特定商取引法によるクーリング・オフ
　第３章　金銭消費貸借契約──私文書の成立の推定
　第４章　契約類型に争いがある事例──諾成的消費貸借契約、多数当事者の法的責任
　第５章　賃貸借契約──賃貸人の義務
　第６章　契約書がない賃貸借契約の存否
　第７章　贈与契約──成立と財産の帰属
　第８章　寄託契約──受寄者が負う注意義務の範囲

第３編　契約関係事件の現場──非典型契約をモデルケースとして

　第１章　コンサート出演契約──出演料の連帯保証契約の有効性
　第２章　業務委託契約書──競業避止義務条項の有効性
　第３章　秘密保持に関する誓約──競業避止義務特約の有効性と損害
　第４章　下請契約──下請代金の減額の禁止・不当な経済上の利益の提供要請の禁止
　第５章　継続的契約の中途解約の有効性
　第６章　フランチャイズ契約──加盟金返還請求訴訟