良書の出版を通して社会に貢献する

地域密着型の司法サービスを提供する「弁護士知財ネット」会員による叡智を結集した知財実務書の集大成！

本書の特色と狙い

〔第１部〕法律相談時の聞き取り、交渉、法的手続など、実務の基本や留意点を、典型的な事例を基としたＱ＆Ａ方式により、知財実務経験が少ない方にもわかりやすく簡潔に解説。弁護士知財ネット会員屈指の論客による、すぐに役立つノウハウを理解できます！

〔第２部〕実務上重要で論点の多い判例を実務の観点から分析し、代理人活動や実務対応策の提案など、実務への示唆を提供！ 弁護士知財ネットの各地域会の研究成果！

〔第３部〕知財法務における先駆者、腕利きである弁護士知財ネット会員３名の弁護士による、珠玉のメッセージをお届けします。実際に手がけた有名な知財事件の裏側もわかり、勇気づけられる読後感が存分に味わえます！

 

本書の主要内容

第１部　知財実務の“いま”

　　１　 権利の取得と行使―特許権の場合〔大野聖二〕
　　２　 特許侵害警告への対応〔近藤惠嗣〕
　　３　 標識に関する混同〔小松陽一郎〕
　　４　 商品形態の模倣〔伊原友己〕
　　５　 権利の帰属ソフトウェア開発契約に伴う問題〔椙山敬士〕

第２部　知財重要判例研究

　　１　 均等論第１要件に関する判例の動向
　　２　 特許権の間接侵害一太郎事件
　　３　 特許権の消尽インクカートリッジ事件
　　４　 商標的使用リソグラフインクボトル事件
　　５　 商標権と並行輸入フレッドペリー事件
　　６　 翻案権侵害江差追分事件
　　７　 放送番組の録画配信サービスに関する判例の動向
　　８　 不正競争防止法上の形態模倣「ドラゴン・ソード」キーホルダー事件
　　９　 不正競争防止法上の信用毀損ガム比較広告事件
　　10　 不法行為法による保護ヨミウリオンライン事件
　　11 権利の濫用に関する判例の動向　

第３部　インタビュー〜先輩に聞く〜

　・松尾和子（聞き手林いづみ）
　・小林十四雄（聞き手末吉亙）
　・小松陽一郎（聞き手伊原友己・末吉亙）